愛を叫ぶ

嵐と審神者と推し、そして不妊治療からの育児中

読書感想文というほどでもなく 院内カフェ/中島たい子

看護師になってもう6年目なのに、いまだに私は患者さんに思い入れすぎたり、逆に軽んじたり、全然客観的になれない。「いい看護」が何なのか全然分かんなくて、かといっていい先輩にもなれずに、なんか全部中途半端なまま毎日働いている。

そもそも、なぜ看護師になろうと思ったのか。それを思い出させたのがこの本だ。

私はこのカフェ店員と一緒だ。なんとなく病院にいるだけで安心するのだ。私はものごころついたころには既に病院通いだった。とはいっても生死に関わることはなく、アトピーアレルギー性鼻炎で通っていた。病院にいれば、ずっとかんでる鼻も、ずっと血まみれの顔も許される気がした。まわりはみんな病気で、看護師さんも医者も会計の人も病気であることを理解してくれた。よく遊んでたいとこに鼻かむ音が大きくて笑われたこと、笑いをとれたと喜んだ気持ちもあったけど、傷ついた気持ちもあったんだと、病院で安心して気付いた。

私はまさしく自分のために看護師になったんだと、この本を読んで思い出してしまった。私は患者でいたかったんだ。だからいつまでたっても看護師として接することができず、変に肩入れしたりするんだ。

明日も看護師なんだけど、どうしよう、、。すごい、どうしようって気持ちがすごい笑 まぁ看護師なんか、患者さんのために看護師になったなんて聞いたことないし、みんなそんなもんなんだと思うけど。こんなことでなやむだけまだまし?笑 この本まだ読み終わってないから、読み終わったら変わるかな?看護師出てこなさそうだなぁ笑