愛を叫ぶ

嵐と審神者と推し、そして不妊治療からの育児中

渋谷すばる 二歳 さようなら、おめでとう

1/29渋谷すばるツアー 二歳 行ってきました。ネタバレもなんもなく、ただの感想です。

行くか、本当に悩んだ。前日の夜、行くのを決めた。なんで悩んだのかって、距離とお金だと思ってたんだけど、行ってみて、それだけじゃ無かったのかと思った。

アルバムを聴いても、PVを観ても、私はまだ「関ジャニ∞渋谷すばる」を諦め切れてなかったんだと、ライブを観てようやく気付いた。

結論から言うと、すばるは、アーティストになってた。

関ジャニ∞の、ジャニーズの、「人の作った歌を自分の歌にしてしまう」渋谷すばるを愛していた。だから、「自分の作った歌を歌う」渋谷すばるを受け入れられなかった。いやそれまでにもソロとか自作曲とかやってたんだけども。そうなんだけども。でも、それは「アイドルの」渋谷すばるとして、じゃんか。

全然、違った。

旅だけじゃなくて、産まれて今日まで、ジャニーズも関ジャニ∞も経た等身大の「自分」を、すばるは歌い上げてた。すごかったぁ、、

相変わらずというかますます、言葉は下手くそで、MCで他に喋ってくれる人いないのにうにゃうにゃしてた。

でも、歌は雄弁だった。すばるの言いたいことは言葉じゃなくて歌になってた。それが届いたと、はっきりと感じられた。こんなこと初めて。今までもシンガーソングライターのいるバンドとか、何度もライブに行ったのに。はっきりと届いた、と言える。不思議な感覚だった。

すばるがやりたかった音楽ってこれだったんだ、って本当に驚いた。やっと分かった。こりゃあ関ジャニ∞に居続けるわけにはいかないや。人の作った歌じゃ、この音楽は出来ない。

今はこんなこと考えられてるけど、ライブ直後の感想は「葬式」だった。

私は、本当に本当に関ジャニ∞渋谷すばるを愛していた。感想もまとまらないまま、最初に来たのが「関ジャニ∞渋谷すばるはもういない」という実感だった。それが悲しくて、葬式だと思った。本当にもういないんだ、、って呆然とした。

それから、ぼーっと考えていって、ハッと理解できたのが上記です。ストンと落ちた。

だから、葬式と同時に、これは「アーティスト」渋谷すばるの誕生だと思った。思えたんだよなぁ。自分にびっくり。肯定できるなんてなぁ。まぁ、私が偉いわけでも何でもなく、すばるの選択が間違ってなかっただけなんだけど。否定するのではなく、肯定的にこの選択をしたんだとやっと理解できたんだよな〜!!!すばるの歌でもって!!!

すばるの選択を私が頭の中でどれだけこねくり回したって、結論が出るわけなかったんや。すばるの歌にしか答えはなかったんや。

今はちゃんと言える。二歳の誕生日おめでとう、すばる。

これから妊娠する予定なんで、ライブにはしばらく行けそうにないけど、またタイミングが合えば行かせてもらいます。それでいいってすばるが言ってくれたから。

すごいもんみせてもらいました。ありがとう、渋谷すばる